確認を怠るとトラブルの原因に繋がります

12年程前に勤めていた職場での出来事を掲載させて頂きます。

そこの会社では寝具の訪問販売を行っており、各スタッフの担当地域もある程度決められていました。担当地域は上司が地図を見てざっくりと線を引いて各スタッフへ配布し行っていました。

私は同じ地区の担当となっている40代の女性の方と現地へ向かいました。彼女とは1年程一緒に働いており、飲み会などでも楽しく接する事も出来ていたので私は年の離れた姉の様に慕っておりました。

現地に着くとお互い「頑張ってね」と言い交し担当地区を周る事にしました。そこの地区は比較的富裕層が多い住宅地となっていたので、契約が取れると100万位も夢ではない地区でした。

しかし、一軒一軒周っても全く相手にもされず自分の担当地域も終盤になってきました。しかし、ひたすら周り続けると私の商品説明に耳を傾けるキレイ目なおばあさんがおりました。

寝具の知識があるようで私の説明をしっかりと聞き解らない事も聞き返してくる程でした。

1時間程、世間話も混ぜながら話していると「一回払いじゃなくても大丈夫?」と言いました。おばあさんが商品を買ってくれる事になったのです。

しかも価格よりも品質を重視していたようで購入してくれたのは97万円もする寝具でした。その日全くアタリが無かった私は大喜びでおばあさんに何度も頭を下げました。

契約が終わりその家から出ると同じ地区を周っていた彼女がおり、私に言いました。

「契約取れたの?」。私は「97万円」と言ううと「ここ私の担当なんじゃないの?」と言われました。二人で上司から渡された住宅地図をみると今契約が取れた家はちょうど分けられた線の所にありました。

上司のさっくばらんな線引きが原因だったのです。

彼女は「線は私の所も含まれているから契約の半分頂戴」と言いました。しかし私は「1時間も粘って商談したのは俺だよ」と言ったんですが、彼女は納得していませんでした。

帰社後、彼女が上司にこの事を訴えましたが上司は「線を雑に描いたのは悪かった。でも商談をしたのは○○だから」と私の商談だと言いました。

それから2時間も上司とやりとりしていましたが最後まで納得出来なかった様で、数日後には会社を辞めてしまいました。

私の頑張りの成果だったのですが、後味の悪い仕事でした。それからは線が家に被っていない事を確認してから行いました。

どんな仕事でも、自身の目でしっかりと確認を行わなければトラブルの原因に繋がってしまう恐れがあるので、何よりも確認作業が重要となります。

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